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深海魚の夢 [夢]

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しばらくの間、変な夢を見ていないと
思っていたら、先日こんな夢を見た。

実家に滞在していた。
何かの用事で外出して、
しばらくして帰ってくると、
家の中が荒らされていた。

最初、家に入った時は
がらんとしていて、
壁と床しか見えない。
あらゆる家財が
無くなっていると思った。

実は違っていて、
家の奥に進むと、
キッチンのテーブルの上に
ものすごい量の廃棄物が
うず高く積み上げられていた。

侵入した何者かが、
家具や食器、あらゆる家財を
叩き壊して、天井近くまで
積んだようだった。

廃棄物の山の中腹には、
体が銀色の、巨大な
深海魚の死体が据えてあり、
見開いた大きな赤い目で
こちらを睨んでいるようだった。

しばらく呆然として、
深海魚と目を合わせていたが、
ふと我に返って
警察に通報しようと思った。

しかし、携帯電話も、家に置いて
外出してしまったのではないか。
ということは、この中か。
そう思って廃棄物の山を見ると、
すぐ目の前に、私の携帯電話があった。

ほっとして、手に取ると、
外装だけしかなく、
中身の部品は全て消えていた。

そこで目が覚めたが、
不思議と落ち着いた気持ちだった。

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水面貯木の夢 [夢]

学生時代の、同級生の夢を見た。

小柄でおとなしい感じの彼が、
作業着を着て、
水面貯木場の水際から、
ざぶざぶと海水に入っていく。
私は、黙ってそれを見ている。

やがて、彼が押したのだろう、
木材が1つ、水の上を滑って
こちらに流れてくる。

私はそれを拾い、陸に揚げる。
大きな木材が流れてきたと思っていたが、
手に触れてみると、15センチくらいの
小さな木のかけらだった。

次々と届く木を順番に拾って、
陸に並べていく。
二人でしばらく、その作業を繰り返す。
木をパズルのように、全部合わせると、
何かの形になりそうだった。

ある程度集まったところで、
次の木が流れてこなくなった。
元同級生が作業していた方を見ると、
彼の姿は、見えなくなっていた。

その代わり、赤いワンピースを着た小さな女の子が、
仰向けに水に浮かんでいた。
ワンピースが水中で、金魚のようにひらひら泳いで、
その目は、まるで初めて見るもののように、
まっすぐ空を見つめていた。

そこで目が覚めた。

現実に戻って、元同級生の名前を思い出し、
あいつまさか死んでないよな、と思ってしまった。


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引っ越した夢 [夢]

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久々に変な夢を見た。

夕暮れの頃、
薄暗い部屋の中にいる。
今のマンションと違い、部屋は狭く、
窓から小さな庭が見える。

家を出ると、道の向こうに
大きな石が幾つもあり
墓場かと思って驚いた。
薄暗い中、よく見ると、
沢山置かれているのはお地蔵さんだった。

そうだ、お墓はこの道を
もっと西に行ったところだった。
しかし、お地蔵さんは良いものだが、
それを集める人の向かいには住みたくない。
自分はなぜこんな家にいるのか。

そこでやっと、今の家が、
実家の近くに建っていることに気づいた。
もしかして、親のところに通うために、
ここに引っ越したのか。
そういえば、妻の姿が見えない。

ひとりで親のところに向かう気はしない。
妻を求めて、家の中に引き返す。
再び鍵穴に鍵を入れ、回す。
玄関の扉を開く。

そこで目が覚めた。
現実の妻は、すぐ隣で寝ていた。
目が覚めて良かったと思った。

夢の中と違って、外は晴れて明るく、
桜が終わりかけ、藤はもう始まっていた。

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心臓が弾けるかと思った夢 [夢]

この夢のことは、まだ書いていなかったはず。

数年前、夢の中で、飛行機に乗っていた。
小型機で、なぜか操縦席に座っている。
機内には他の人はいない。

私の操縦する飛行機は、
海の上を飛び、街へ向かっている。
きっと海を越えて
帰ってきたのだろう。
どこかの滑走路に着陸するはずだ。

しかし、不意に機体が揺れ出す。
原因はわからないが、
機体のコントロールができない。

街への墜落を避けるため、
大きく左へ回り、海に戻ろうとするが
街へ向かって、恐ろしい強さの重力に引き寄せられる。

目の前に、倉庫の建物が見えている。
そのすぐ横は海だが、機体は旋回しきれず
もう、倉庫の外壁に突っ込んでいく。

そこで目が覚める。
飛び起きると心臓が激しく脈打っている。
ひっそりとした真夜中、
ベッドで半身を起こして
動悸が収まるのを待った。
15分くらい、かかった。
何かがおかしい、こんなことは
今まで一度もなかった。

その後、1年もせず、
心臓弁膜症の診断が下り、
急遽手術を受けることになった。
幸い、早期発見だったので
術後の経過も良く、仕事にもすぐ戻れた。

それにしてもあの夢。
心臓の状態が悪化していたから
そんな夢を見たのだろうか。

術後も、私の心臓弁膜症は
原因不明とされている。
逆に、あの夢がきっかけで
心臓が悪くなったということはないだろうか。

原因がわからない事については、
いろいろと想像してしまう。


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井戸と旅人の夢 [夢]

去年、実家の水道代が妙に上がって
水漏れしているのではないかという
話があった。
その後、こんな夢を見た。

小雨がぱらぱらと降る中、
実家の近所を歩いている。

ふと気づくと、2人の人が
首を下に向け、何かを見ている。
2人の背後から近づくと、
そこには埋められた井戸があった。

こんなところに井戸の跡があっただろうか。
確か、もうちょっと向こうだったはずだが。

2人のうち、ひとりは30代くらいの父親で、
もうひとりは小学生くらいの息子だった。
2人とも、埋められた井戸の中を
ずっと見ていた。

2人とも見慣れないので、旅行者かと思い、
どこかから来たのか、聞いてみた。
するとやっと私の存在に気づいたようで、
父親が振り返り、
ニヒタンから来ました、
と言った。

二飛丹、という字が頭に浮かんで
北海道ですか、と聞いてみたが、
ふたりとも、もう心ここにあらずという感じで、
また埋められた井戸を見つめていた。

その井戸にかぶせられた土に、
何かがあるのだろうか。
そう思うと、私も2人の間から
井戸の土を見つめはじめた。
すると、埋まった井戸の底から
水が流れる音が聞こえてきた気がした。
これは、川か。

そこで目が覚めた。

その後、実家に行って聞いてみると、
水道代は勝手に元に戻ったという。

埋められた井戸は、
夢で見た通りの場所にあった。

「ニヒタン」という地名は、
ネット検索では出てこなかった。
そのかわり、北海道にはニブタニ(二風谷)
という町があった。
昔、修学旅行の時にでも聞いたのが、
何十年も経って夢の中で化けたのかもしれない。

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2022年初夢 [夢]

元旦にこんな夢を見た。

手術室のような部屋で、
ベッドにうつ伏せに寝ていた。
部屋は薄暗く、
側に男が一人だけ居た。

昔入った手術室は、照明が明るく、
大勢の人々がいたので
なんだかおかしいと思った。

男が呼びかけるので、
顔を横に向けて彼の方を見ると
医師というより占い師のような風貌だった。

私の右肩の下あたりを指差して、
ここを切って悪いものを取る、と言う。
そのために、今から注射をする、と言う。
そして部屋から出ていった。

注射とは何だ、麻酔と言うべきだろう。
いよいよおかしいとは思ったが、
治療はしてほしいので、大人しく寝ていた。

しかし、彼は戻ってこない。
あまりにも戻ってこないので、
ベッドから降りた。

部屋を仕切っていたカーテンを開けると、
冷蔵庫があったので、開けた。
バナナが目についたので、
手に取って、皮をむき始めた。
しかし、途中で床に落としてしまった。

これでは食べられない。
洗って食べようと思い、
部屋の隅の水道で
バナナを洗っていると、目が覚めた。

妙な初夢を見たものだ。
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炎の夢 [夢]

恐ろしい夢を見た。

実家で変な事が起きると言うから
久々に行ってみると、確かにおかしい。

同じ敷地内に残る祖父母の家に行くと、
もう誰もいないのに、人の気配がする。

そのうち、足音がしたり、
物が動く音がし始めた。
逃げ出したいのだが、体が動かない。

ふと見ると、
ハンガーに吊られた手ぬぐいが
ひとりでに浮き上がり、
庭の方を指すように動いた。

どうやら、祖父が何かを
伝えようとしているのだと思った。

見ると、庭の真ん中に水槽があり、
水が溜まって藻だらけになっている。
祖父の手ぬぐいはそれを指していた。
庭に下り、水槽を確かめようとすると
今度は水槽がひとりでに揺れ始めた。

四角い水槽が、ゆりかごのように
前に、後ろに、激しく動いて
濁った水を撒き散らしている。
水が減るにつれ、丸い物が
水槽の中で転がっているのが見えてきた。
そして、藻だと思っていたものが
髪の毛だとわかり、戦慄した。

大慌てで実家の皆に伝えに走る。
全員を居間に集め、
今見たことを全て話す。

すると、外に何者かがやってきて
家に液体をかけ始めるのが見えた。
あっと思ったら、家は炎に包まれた。

そこで目が覚めた。

1年以上行ってない実家のことを
気にしているとはいえ、
なぜこれほどひどい夢を見るのか。
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昔の夢の家の夢 [夢]

今朝方、こんな夢を見た。

自宅ではない、一軒家の中に一人でいる。

自分の家ではないが、
雑然とあちこち置いてある物は
どれも見覚えがある気がする。

ふと、嫌な気がして、
そのうち外から何かが
入ってくるのではないかと思った。
玄関まで行き、
引き戸のすりガラス越しに
外の様子を伺う。
まだ何もいない。

来た時のために、
戸が開かないように
しておきたいと思い、
適当な棒を2本、
家の中から見つけて持ってきた。

この2本の棒は、見覚えがある。
もともと1本の物干し竿で、
ついこの間、ゴミに出した物だと気づく。
捨てる時に真ん中を外して、2本に分けたが
もう一度つなぐと都合がいい、
長さが調節できるようになる。
これで引き戸が開かないように固定しよう。

思えば、この家の中にある物は全て、
いままで自分がお別れを告げてきたものでは
ないだろうか。
懐しいので、見てまわりたいが
今は玄関を棒で固定するのが先だ。
終わったらじっくり見よう。

そうやって作業していたら、急に目が覚めた。
寝起きが悪く、しばらく頭がぼうっとしていた。

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緑の部屋の夢 [夢]

変な夢を見た。

どこかの和室で一人で目覚める。

まるで、旅館の二階のようなところで、
家具が無く、壁の一面に小さな障子が並んでいる。

障子を開けると、きっと表の通りか何かを
見下ろせるのだろうけど、障子の和紙を通して
強い光が部屋の中を照らしていて、
照らされたものがすべて、薄い緑色に輝いている。
もちろん、自分の体も。

あの障子の向こうは、ただごとでない。
そう思うが、障子は勝手に音を立てて揺れ始め、
もう開くしかないようなことになっている。

ばんっと、音が響いて、
障子が枠ごと外に吸い出されていく。
建物の外は、緑色の輝きに包まれていて、
もちろん、自分の体も、吸い込まれていく。

そこで目を覚ました。
あの先がどうなっているのか、
まだ知りたくない。
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子供の頃の夢 [夢]

幼稚園くらいの時に、
よくこんな夢を見ていた。

何も無い砂漠のような場所に、
子供が10人くらい、椅子を並べて横一列に座っている。

誰も動かず、話さず、ただ正面のロケットを見つめている。
ほどなくロケットは発射され、空に登っていく。
子供達はやはり動かず、一言も発さず、
ただそのロケットを目で追っている。

小学生になって、核兵器の事を知ると
あれは核戦争の夢だったのか、
まさか現実になるのかと思って驚いた。

今考えてみると、みんなで座って
大陸間弾道弾を見送るわけない。
地球から出て行くロケットだろう。
その方がまだ自然だ。

不毛の大地から出て行くロケット、
そこに残って見送る自分。
子供のくせになんて夢見てるんだ。
と今改めて思う。
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