SSブログ

野原広子『妻が口をきいてくれません』 [読書]

いつも行く店で、読んだ漫画単行本。

妻が口をきいてくれません

妻が口をきいてくれません

  • 作者: 野原広子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2020/11/26
  • メディア: Kindle版



野原広子『妻が口をきいてくれません』
2020年出版。

待ち時間の間、私が読んで、
良かったと言うと、妻も自分の待ち時間に読んだ。
文章の少ない漫画なのでサッと読める。

ネタバレは避けるが、
一章、二章、三章で構成されている。
男性読者は一章から全部読むべきで、
女性読者は二章から読んでもいいと思う。

特に、「なぜか」奥さんが冷たい・怒っていると
思っている旦那たちは、一章と二章を全部読むべき。

第三章のような結末に行きつくかどうかは
自分たちしだいではあるが。

内容とは関係ないところで面白かったのが、
買って棚に置いたお店の人も、
まだ全部読んでいないという事。

そのお店の人は女性なので、
「一章を読んでイライラするなら、
 飛ばして二章から読んでいいと思います」
と伝えた。
妻からも、
「泣いた。二章から読んだ方がいい」とコメント。

今度行った時にみんなで感想を話し合うかも。





nice!(0)  コメント(0) 

「発達障害考察本: 31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法」 [読書]

またKindle Unlimitedが
2ヶ月99円になっていたので契約して、
何冊か本をDLした。
1冊でも読めば元は取れる。

最初に読んだのは、
来未炳吾(くるみひょうご)氏の
「発達障害考察本:
 31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法」



ここ2〜3年、発達障害についての本を
ちょくちょく読んでいる。
なぜかというと、

うちの家系がそれっぽくないか

そして

私自身もそれっぽくないか

と思う節があるからだ。
妻は「あなたが発達障害とは思えない」と言うが、
それこそ、この来未炳吾氏の著書を読んでいると、
「改善」したのではないかと思ってしまう。

この本はざっくり言うと、
発達障害を持つ著者が、ものすごく生きづらかった
自身の半生を振り返り、必死で改善しようとして、
色々な要素が絡み合ってうまくいったという話。

彼は、「発達障害は治る」と言う。

医師も当事者も、他の誰もそうは言ってないと思う。
発達障害は「特性」であって、「治る」ことはないとか、
そういう話なら読んだ気がするが。
しかし読み進めていくと、驚きの連続だ。

まず彼は、自分の脳の働きかたを想像した。
そして、定型発達者の脳の働きかたを想像した。
さらに、その2つの想像を比較し、
定型発達者の脳のように、自分の脳を働かせる訓練を
やってのけた。

本人も書いている通り、専門家ではない、
当事者のひとりが体験に基づいて語っているだけなので
信憑性は読む人しだいだろう。

私にとっては目から鱗が落ちたし、
自分の脳の働きについて詳しく考える
良いきっかけになったと思った。

* * *

ところで、全3巻のうち1巻目を読んだのだが
2巻目から著者名が「来未炳吾」から
「平極ルミ(旧筆名:来未炳吾)」になっている。

続きものの本で、途中で著者名を変えるのは
さすがにやめた方がよかったのではと
思ってしまった。



nice!(0)  コメント(0) 

「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」 [読書]



地面師事件とはどういうものなのか
詳しく読みたかったので購入。

しかしその後、読むのが遅々として進まず、
2ヶ月半くらい経って12月下旬にやっと読み終えた。

読むのが進まなかった理由は、主に2つ。
・事件の構図が複雑で、理解が難しい
・完全に決着している事件は少なく、モヤモヤする

ドキュメンタリーなので、
刑事ものフィクションのようにはいかない。
そこは仕方ない。

私が思ったのは、
とにかく地面師に目を付けられたら厄介だということ。
地面師事件の第1のターゲットは主に大地主なので
そこは私も、親族も大丈夫だろう。

より可能性があるのは、第2のターゲットである、
不正に売られた物件を買う購入者のほうだろう。
購入して、登記手続きを進めていくと、
書類の偽造が発覚して登記移転できなくなる。
その頃には売買代金はどこかに消えている、
というようなもの。

まあでも、地価の高い一等地、
特に東京23区内で多く発生しているというから
ちょっと安心した。
そんなところ買いそうな親族はいない。

読み始める前は、地面師というものは
何だか得体の知れない犯罪集団のイメージだったが、
読み終わった後でも、やはり得体の知れない犯罪集団のイメージだ。
全貌が解明されることは無いような気もする。


nice!(0)  コメント(0) 

"Fire and Blood" (ハウス・オブ・ザ・ドラゴンの原作)を試し読み [読書]



楽天Koboでは
安く読める洋書が
けっこうあると気づき、



"Fire and Blood"
(ハウス・オブ・ザ・ドラゴンの原作)を
見ると、さすがに普通の値段だった。
1450円。

ここで「試し読み」をやってみる。
Amazon Kindleの洋書なら、
数十ページ読ませてくれることもあったから。

結果。

「目次」のページに
並んだ各章の見出しを見ていくと、
途中から「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の
固有名詞が出てきて、
その後の運命もなんとなくわかった。
U-Nextの無料期間が切れ、
続きを見れない私としては助かった。

本編を試し読みすると、
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の
始まる相当前から物語が始まり、
まるで実在の歴史書のように
詳細に記述されている。
「ゲームオブスローンズ」が
壮大で引き込まれるのは、
物語の200年ほど前からの歴史まで
ちゃんと創造されているからなのか。

試し読みのできる範囲で、
シリーズによく名前の出てくる
エイゴン征服王が中心となって
歴史が語られるので、彼のことを
詳しく知りたいファンにはおすすめだろう。

iPhoneで読んでいると、
すぐ画面暗転するのが悩みの種だが。
設定をいじるのが面倒で、
かえって何度も面倒なことになってしまう。


nice!(0)  コメント(0) 

Kindleで「遠野物語」を読み聞かせてみた結果 [読書]

Kindle電子書籍リーダーを使い始める
ほぼ同時期に、読書が健康に良いという
話が耳に入ってくるようになった。

スクリーンショット 2022-01-18 23.01.36.png

「読書 健康」の
Google検索結果だけで
もはや相当な読書量になりそう。

IMG_4735.jpg

なので、ベッドでも安心して電子書籍を読んでいると
妻が、読み聞かせをしてほしいと言ってきた。
ちょうど読んでいたのは、「遠野物語」。

「遠野物語拾遺 四二」を
朗読することにした。
以下内容。

・普通の雨乞いは山に登って千駄木を焚くが
 滝壺に馬の骨などを投げ込む、ケガレの方法もある。

・妻の神という山の、明神様を祀る池に悪戯をすると雨が降り、
 悪戯をした者に良くないことが起こるという。

・ある男がその話を聞いて、池に馬の骨などを投げ込んだら
 同日中に気がふれて行方不明になった。

・男は探しても見つからなかったが、冬になると、
 池の周りの木の葉が枯れて、その男の白骨が
 木の上にあるのが見つかった。
 何か、投げ上げられたような格好だったという。


「怖い怖い!」


妻がそう言うので読みきかせは中止になった。
次の「四三」は黙って読んだ。

今度は、池の祠を壊した巡査が
急に手足が動かなくなり、その日のうちに死亡。
家族も病気になり、何人か亡くなったという話だった。

ほんとだ、このあたり、怖いわ。
だが、やめられぬ。



nice!(0)  コメント(0) 

Kindleで「Poor Dad Rich Dad」(1997)を読んでいる [読書]



Kindle Unlimitedは決して
何でも無料で読めるわけではない。
例えばロバート・キヨサキ著
金持ち父さん貧乏父さん」は有料だ。

この日本語版は2013年に出たものらしいが、
1997年の元の本「Poor Dad Rich Dad」は無料だったので、
そっちを読むことにした。

より多くの人に読まれるよう、
できるだけ平易に書いたというだけあって
シンプルな英文で、読みやすい。

それにしても、実の父親が「貧乏父さん」で、
友人の父親が「金持ち父さん」だというのは
意外な設定だ。

第1章は、主人公の実の父「貧乏父さん」が
お金のことについては良いアドバイスをくれないので、
友人の父「金持ち父さん」に教えてもらいに行く。
そして色々と学ぶが、特に
「資産を買ったつもりで負債を抱える」
のが「高学歴・中流家庭の貧乏父さん」にありがちだという。

「高学歴・中流家庭の貧乏父さん」
というのが新鮮な響きだ。
中流家庭ってつまり貧乏ではないのでは?
気になって読み進める。

まずは「持ち家は資産ではなく負債」という記載。
序文によるとこの記載が、
持ち込んだ複数の出版社で気に入られず、
最終的には自費出版するしかなかったらしい。

「金持ち父さん」によると、持ち家が負債になる理屈は、

・皆、できるだけ大きなローンを組んで、
 できるだけ大きな家を買う。そうすると
 家に伴う費用(固定資産税、家具代、光熱費など)も
 大きくなる

というところから始まり、

・クレジットカードの負債(リボ払い)
 が多い人は、住宅ローンに統合して借り替えしがち。
 この際、ローンの支払い期間も伸びる

という。
アメリカ人はリボ払いを多用する傾向が
あるということはさておき、
収入に見合わないものを買ってしまうのは
「物欲」と「見栄」という「感情」が原因なので
冷静に自分の家の数字(収支)を見なければならない、
という。

至極まっとうな話なので、
すぐに「金持ち父さん」になりたい
読者からすると残念だろう。

私はとりあえず、自分の今の状況は
「貧乏父さん」ではないとわかったので
それだけで嬉しい。
2章以降も読み続けよう。




nice!(0)  コメント(0) 

Kindle電子書籍リーダー届く [読書]

Amazonのブラックフライデー
Kindle電子書籍リーダー
8980円→4980円だったので
意を決して注文したら、
発送予定日は2022/1/15だった。

カバーと画面フィルムだけ先に届いて、
軽く絶望して、すぐ忘れていたが、
いきなり来た。

15324115210366.jpg

何だ?
このメールは…

15324115128816.jpg

どうやら、うちのポストに
Kindle(無印)が投函されたことにより
メールが発信されたようだ。
さすがはAmazon。

15324115164429.jpg

開封の儀。

15324115184776.jpg

なんか紙が折れてるが…

15324115219847.jpg

一応大丈夫なようだ。

早速うちのWiFiに繋いで、
Kindle Unlimited3ヶ月無料分を活かして
目ぼしい本をダウンロード…

と思ったが、Unlimitedだからって
どんな本でも無料で読める訳ではないらしい。
ま、そうだよね。

とりあえずUnlimitedの無料期間中は
無料で読める本を選んで読むとしよう。


nice!(0)  コメント(0)