忙しいのに人生が充実していると感じる条件とは

月曜の歯科医院以降、
忙しい１週間だった。

３月上旬に始まった
終末日帰り労働トリップ
（ある家の片付け・DIY）が
ずっと続いており、
平日はその準備に時間を使っている。

もちろん本業は別にあるので、
朝から夕方まではちゃんと働く。
それ以外の時間で、
DIY系YouTubeを見て予習をしたり、
ホームセンターに行って部材を見たりする。

今週末も、土曜の午後、日曜の朝〜午後遅くと、
ペンキ塗りをして、なかなか良い出来栄えだった
…と思う（完全に乾くまではちょっと不安）

もうすっかり疲れて寝るしかないのだが、
二人とも、晴れ晴れとした気分になっている。
平日の本業で疲れた時と全然違う。

自分たちでやるべき仕事を考え、
方法を考え、道具を準備して、実行する。
そして結果も、自分たちで評価する。
今週末の仕事の出来栄えは「特に素晴らしい」だ。

させられる仕事ではなく、
好きでする仕事に時間を目一杯使い、
いい結果を出す。
すると心の底から充実していると感じる。
二人の人生が。

労働トリップ、北へ南へ

午前中は、労働トリップの現場へ
漂白が終わった換気扇カバーを
取り付けに行った。
羽が剥き出しだと危ないから
早く付けないと。

漂白されたカバーを取り付けると、
現場のその部屋は20年くらい若返った感じになった。
諸事情により、写真をUPできないのが
惜しいところだ。



労働トリップ現場から、そのまま実家へ。
庭は、フリージアの強い香りが盛りだった。



「15年くらい前に来た香港の人覚えてる？
　３日前にまた来て、ご両親にどうぞって」

母は彼のことを「あの面白い子」と覚えていた。
良かった良かった。



突発的に来たのだが、
ちょうど母から頼み事があった
素晴らしいタイミング。
新しく買った噴霧器の端にリングを通す作業。
分厚い樹脂のところに、
強力な金属のリングを
グイっと開いて通さなくてはならない。
私は無理だった。
妻、すごすぎ。



その後、一緒に畑に行って
収穫を手伝った後、
例のパイナップルケーキなど食べて帰った。
友人の一押し、「旗山」と書かれた
パイナップルケーキが一番美味しかった。
ネットで探してみたが、日本では売ってないっぽい。
残念。



玄米ご飯と、絹さやをもらったので
帰りに唐揚げを買って
豪華な夕食になった。

また良いことしかなかった１日、
こんなんでいいのかな。
いいのか。

2009 - 2024、香港は変わってしまった（友人談）

「くろしお」が停車するのは
うめきた新駅ということを把握しておらず
待ち合わせに遅れてしまった私。
夕食をおごって機嫌を取り戻す作戦に出た。
（嘘です。元々おごるつもりだった）



14年ぶり、東京にいた時以来なので、
何の話をするか困ったが、
思いついた順に話す。



私「お土産、ありがとう。妻が喜ぶよ」
友「パイナップルケーキは香港じゃなくて台湾だけど、
　　奥さんが好きだというから。
　　ご両親とも分けてくれ」

15年前に初めて日本に来た時、
うちの実家に泊まって
みんなで近所のうどん屋に行ったことに対する
お礼なのだろう。義理堅い男だ。



友「これは大坂焼だな(と、スマホに書いた文字を見せる)」
私「えっ、そんな名前で呼ばれてるんだ」
友「ああ、大坂焼は香港中で見かける。
　　でもそれほど美味しいもんじゃない。
　　これがオリジナルだな、美味しいよ」



私「今回の日本旅行の目的は？もう4回目? いや5回目か」
友「実は元々、アイスランドに行こうとしてた。
　　火山噴火の影響があるから取りやめて、
　　大好きな日本にしたんだ」



私「今でもあの繁華街のマンションに住んでる？」
友「あそこは夜中でもうるさいから引っ越したよ。
　　それ以来ずっと同じマンションに住んでる。
　　香港は不動産の価格が下がって、
　　前より広くて高層階なのに家賃は安くなったんだ」
私「いくら？」
友「今のところは、月8800ドル。
　　昔に比べて安くなったもんだよ」

8800香港ドルを、日本円換算する私。
レートは今、1HKD = 19.5円くらい。



8800香港ドルは、17万円超。

なんだこの賃料…
一人暮らしだから、そんな広くはないと思うが…

友「15年前にお前が来た時のマンション、
　　あれは当時1万ドルくらいだった」
私「え！」

月20万円くらいのマンションに
タダで泊めてもらっていたのか？
と驚いたが、さらに調べると、
当時のレートは1HKD = 12円くらい。
家賃は日本円換算だと月12万円くらい、ということになる。

いや、それでも高いな。
香港の不動産価格、恐るべし。



彼「最近は大勢の香港人が海外に流出してる。
　　人気の移住先はカナダだな」
私「おお、昔カナダにいた時には
　　もう香港系の人が大勢いたよ。
　　今でもみんなバンクーバーに行くだろ」
彼「いや、トロントが人気だって」
私「え、今はそうなのか」



最後に彼を宿泊先のホテルまで案内した。

彼「日本は相変わらず賑わってるな」
私「いや、これ全然だと思うけど。平日だし。
　　週末はもっともっと混むよ」
彼「そうか、これでも駅近のホテルは全滅だった。
　　徒歩15分でやっと見つかったくらいだ」
私「海外観光客で賑わってるってことだね。
　　でも、香港も夜は賑やかだろ？」
彼「15年前とは全然違うよ、ずいぶんと静かになった」
私「そうなのか、なんか信じられないな」

15年前の香港の、真夜中でも明るいストリートを
埋め尽くさんばかりの人、そして色々なお店。
無数にある屋台の一つで、彼が肉の串焼きを買って
タレを多めに塗ってもらうよう頼んだ。
しかし店主は忙しすぎるということで、タレ追加を断った。
彼はさらに頼んだが、結局塗ってもらえず、がっかりしていた。

それほど賑わっていた香港の夜が、今は静かとは。
今なら、きっと追加のタレなんて
いくらでも塗ってくれるのではないか。
そう言いたかったが、その件を彼に言って
忘れていた怒りが込み上げてきたりしたら嫌なので、
黙っていた。

東梅田駅からさらに東に行ったところに、
彼の予約したホテルがあった。
無事チェックインを終えると、
我々はもう少しだけ会話し、さらっと別れた。
まるで、普段よく会っているかのように。

じゃあ、またな。

そんな感じで、いい別れ方だった。

エコバッグを持っていなかったので、
もらったパイナップルケーキを小脇に抱えて
帰途に着いたのだった。

春とサクラチェッカー

あれだけ寒かったのが
嘘のように暖かくなり…



桜が一気に咲き始めた。
春はいい。

だが…

今年は、桜を見るたびに、
サクラチェッカー
のことに思いを馳せる。



先日Amazonで買った
ある電子機器が、ダメだったので返品した。



事前にサクラチェッカーで調べておけば
買わなかったかもしれないのにな…と思ってしまった。
（サクラチェッカーは製品自体の評価はしないとはいえ、
　サクラレビューが多いと言われたら
　多少は買う気に影響する）
　
早く返金手続きが完了して、
さわやかな気持ちで桜を見ることが
できたらいいな。

虚無？悪魔？ カレーパンうどん

妻が作ってくれた。
美味だった。



カレーパンは、トースターで温めて
熱々にしておく。
素うどんにのせ、割って適度に混ぜると
カレーうどんにコロッケをのせた味になる。

虚無のレシピ？　
悪魔のレシピ？　
いや、天才のレシピだ。

ハート型のハンバーグはハードルが高い？

朝。一念発起して
冷凍庫からミンチ肉を出し、
自然解凍する。

仕事(テレワーク)の昼休みに
材料とミンチ肉をこねる。
解凍がギリ終わってないくらいの肉を
こねていると、指の感覚がなくなってきた。
続きは業後で。



仕事が終わって、再開。
先日Amazonで買ったクッキーの型を使い、
ハートの形に整形した
ハンバーグを焼く！
ついでに余ってたニンジンも焼く。

しかし、期待していたような
綺麗なハート型にならなかった…

ふくらんで丸くなってしまったので、写真は無し。
妻とふたりで、普通に美味しく食べた。

妻いわく、焼く前に真ん中をへこませれば
いいのではないかとのこと。
次回、いつになるかわからないが
やってみよう。



余ったタネを、今度は小さな型で整形。



焼いて、冷凍しておく用の
ミニハートハンバーグ、確保。
冷ましてから冷凍庫へ。



1個は明日食べる用に、冷蔵庫へ。
ハンバーグは片付けも含めて大仕事だが、
結果はついてくる。
またやるしか。



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絶望の中の絶望はいずれ訪れるのかもしれない。が今はデスクバイクを漕ぐ

月曜の朝、chocoZAPのデスクバイクを漕ぎながら
レターパックの宛名を書く。

「レターパックで現金送れは全部詐欺です」

という、有名なフレーズがあるが、詐欺ではない。
事情を知らない人が見たら意味不明なだけだが
昨晩焼いたCDを、母に最速で届けるための
ルートを追求したらこうなった。

朝。日課の散歩の時に、エコバッグを持つ。
中身は昨日焼いたCDと、油性マジック1本。
散歩の途中、ローソンでレターパックを買う。
そのローソンで宛名書きができればよかったのだが、
イートインスペースが無いので、仕方なくchocoZAPへ。

chocoZAPのデスクバイクを、アプリで予約して、
座って、漕ぎつつ、そしてレターパックの宛名を書く。
漕がない方が書きやすいが、
「一石二鳥」がデスクバイクのコンセプトなので、
なんとなく逆らえない。

さらに、外の雨で湿気ったレターパックに、
家から持ってきた年季の入ったマジックの組み合わせは
なかなか書きづらい。
ボールペンの方が良かったか…
もう、家に帰って書くか。
ちらっとそう思った時、今朝見た
「絶望ライン工」氏のショート動画にあった
コメント欄を思い出した。



ショートのタイトルは
「40代独身の悩み
　休日が暇すぎる」

タイトルの割に、楽しそうにしている
と思った（個人の感想）
しかし、コメント欄がすごかった。



「親の介護をしないといけなくなってからが本当の地獄。
　休日に出掛けられる事がいかに幸せか分かるよ」

思えば数年前、祖母が寝たきりになってから
施設に入るまでの数ヶ月間、
伯父が睡眠時間を削って介護していた。
最後には伯父も憔悴して、だいぶ痩せていた。

明日は我が身、と思いつつ
コメントの続きを読む。



「親の介護をしていた頃の方がまだ幸せだったという人もいる。
　家族が居る幸せ。
　天涯孤独になって本当の虚無が訪れ何をしても幸せ
　感じなくなった人」

それなら…

親孝行するなら今しかない。

うちの両親は、まだまだ元気だ。
意識もはっきりしていて、何か手伝ったら覚えていてくれる。
ありがとうと言ってもらえる。

だから、最速でポストに投函するために
家には帰らず、今この場で仕上げる。

そう思って、レターパックの宛名を書き上げる。
母の名を書き終わるまでインクがもってくれて、ほっとした。
残った差出人欄は、かすれていてもいいので、
気楽に書いた。

デスクバイクを降りて、外に出て
郵便ポストを目指した。

Shall we 作戦会議？

週の真ん中の祝日、とあるファミレスにて。

妻が席に戻ると、
コラボメニューの特典のクリアファイルが
テーブルに届いていた。

「あら、まだ在庫があったのね」

大好きな作品のはずなのに、
冷静な妻の態度に、いささか違和感があった。

周囲に知らない人が大勢いるから、ではない。
銀色の袋に入ったクリアファイルの中身が
推しとは限らないからだ。

アーニャなら場所がどこでも大喜びするだろうが、
ユーリやダミアンならそうはいかない。
開ける前に、過度に期待を膨らませない姿勢だった。

クリアファイルの確認は家でやることにして、
まずは食事、そして作戦会議だ。
週末に「労働トリップ」を半日ずつやったが、
まだまだできることがたくさんある。
実は、今もその帰りだ。

「それにしても、壁のあれが謎だね」

食事を終えた後、そう切り出した。

「わからないわね」

妻はそう言うと、自分の端末で検索を始めた。
私も同様にやってみる。
長時間に及びそうだったので、
私はドリンクバーへ行き、カプチーノを持ってきた。

「わからないわ。あの線とあの機器を、
　アース線をつなぐ必要がわからない」

そう言うと妻も席を立って、ドリンクバーに向かった。
その時だ、ふとひらめいた私は、
「NTT」「アース線」で検索をした。



飲み物を持って戻ってきた妻に、
私は得意気に伝える。

「謎はたぶん解けた」

微妙な顔をする妻に、
スマホの検索結果を見せる。



「正体がわからなかった設備は、NTTの保安器。
　ググって出てくる写真とは形が全然違うが、
　おそらく、かなり旧型だからだろう」

妻は少しの間、「保安器」の説明を読んで、
そして、同意してくれた。

「そうね、これに違いないわ！」

安堵した私は、笑顔で言う。

「よし、そうとわかったら、ほっとこう」
「そうね、それがいいわ。NTTの設備だし」

妻も、余計な仕事をしなくていいとわかって
ご機嫌になったようだ。

こんなふうに、ファミレスで食事がてら
ドリンクバーの飲み物を傍において
作戦会議をするのは初めてだが、
なかなか有意義な過ごし方だと思った。

労働トリップ２０２４：週末合宿

今週の土日は、久々に二人で
「労働トリップ」に行った。

「労働トリップ」は我々の趣味で、
「DIYや掃除で、とある部屋をきれいにする」
ことを指す。親族関係が多い。

去年の例：労働トリップ２０２３：ビギニング

今回は大阪府内で、それぞれ半日ずつ。
収益は特に無く、副業とも言えないが
けっこういい仕事した。
(内容は秘密)

今日は昼過ぎに終わって、
ゆっくり家に帰って、お風呂に入って、
夕食を食べて、カウチに横になると、
なんとも言えない充実感。

どうして、お金をもらわない仕事って
こんなに楽しいんだろう。
不思議だ。

２０２４年のホワイトデー

タオルくま。
(ゴディバ3個付き）



顔がこれだと、「ちいかわ」のグレーの子達や、
パジャマパーティーズみたいで
かわいいと思った。
これまでのベア達に比べると
変化球だったけど、喜んで飾ってくれてよかった。