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Kindleで「Poor Dad Rich Dad」(1997)を読んでいる [読書]



Kindle Unlimitedは決して
何でも無料で読めるわけではない。
例えばロバート・キヨサキ著
金持ち父さん貧乏父さん」は有料だ。

この日本語版は2013年に出たものらしいが、
1997年の元の本「Poor Dad Rich Dad」は無料だったので、
そっちを読むことにした。

より多くの人に読まれるよう、
できるだけ平易に書いたというだけあって
シンプルな英文で、読みやすい。

それにしても、実の父親が「貧乏父さん」で、
友人の父親が「金持ち父さん」だというのは
意外な設定だ。

第1章は、主人公の実の父「貧乏父さん」が
お金のことについては良いアドバイスをくれないので、
友人の父「金持ち父さん」に教えてもらいに行く。
そして色々と学ぶが、特に
「資産を買ったつもりで負債を抱える」
のが「高学歴・中流家庭の貧乏父さん」にありがちだという。

「高学歴・中流家庭の貧乏父さん」
というのが新鮮な響きだ。
中流家庭ってつまり貧乏ではないのでは?
気になって読み進める。

まずは「持ち家は資産ではなく負債」という記載。
序文によるとこの記載が、
持ち込んだ複数の出版社で気に入られず、
最終的には自費出版するしかなかったらしい。

「金持ち父さん」によると、持ち家が負債になる理屈は、

・皆、できるだけ大きなローンを組んで、
 できるだけ大きな家を買う。そうすると
 家に伴う費用(固定資産税、家具代、光熱費など)も
 大きくなる

というところから始まり、

・クレジットカードの負債(リボ払い)
 が多い人は、住宅ローンに統合して借り替えしがち。
 この際、ローンの支払い期間も伸びる

という。
アメリカ人はリボ払いを多用する傾向が
あるということはさておき、
収入に見合わないものを買ってしまうのは
「物欲」と「見栄」という「感情」が原因なので
冷静に自分の家の数字(収支)を見なければならない、
という。

至極まっとうな話なので、
すぐに「金持ち父さん」になりたい
読者からすると残念だろう。

私はとりあえず、自分の今の状況は
「貧乏父さん」ではないとわかったので
それだけで嬉しい。
2章以降も読み続けよう。




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