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「発達障害考察本: 31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法」 [読書]

またKindle Unlimitedが
2ヶ月99円になっていたので契約して、
何冊か本をDLした。
1冊でも読めば元は取れる。

最初に読んだのは、
来未炳吾(くるみひょうご)氏の
「発達障害考察本:
 31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法」



ここ2〜3年、発達障害についての本を
ちょくちょく読んでいる。
なぜかというと、

うちの家系がそれっぽくないか

そして

私自身もそれっぽくないか

と思う節があるからだ。
妻は「あなたが発達障害とは思えない」と言うが、
それこそ、この来未炳吾氏の著書を読んでいると、
「改善」したのではないかと思ってしまう。

この本はざっくり言うと、
発達障害を持つ著者が、ものすごく生きづらかった
自身の半生を振り返り、必死で改善しようとして、
色々な要素が絡み合ってうまくいったという話。

彼は、「発達障害は治る」と言う。

医師も当事者も、他の誰もそうは言ってないと思う。
発達障害は「特性」であって、「治る」ことはないとか、
そういう話なら読んだ気がするが。
しかし読み進めていくと、驚きの連続だ。

まず彼は、自分の脳の働きかたを想像した。
そして、定型発達者の脳の働きかたを想像した。
さらに、その2つの想像を比較し、
定型発達者の脳のように、自分の脳を働かせる訓練を
やってのけた。

本人も書いている通り、専門家ではない、
当事者のひとりが体験に基づいて語っているだけなので
信憑性は読む人しだいだろう。

私にとっては目から鱗が落ちたし、
自分の脳の働きについて詳しく考える
良いきっかけになったと思った。

* * *

ところで、全3巻のうち1巻目を読んだのだが
2巻目から著者名が「来未炳吾」から
「平極ルミ(旧筆名:来未炳吾)」になっている。

続きものの本で、途中で著者名を変えるのは
さすがにやめた方がよかったのではと
思ってしまった。



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