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カタストロフィは突然に〜17年目の崩壊(3):将来の不安

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「やっぱりね、詰め物って、
 どうしてもダメになるものなんです」

医療行為が終わった後、
歯科医はそう告げた。

私の左上の奥歯を17年間守ってくれていた
カナダの詰め物は、いつの間にかどこかから崩壊し、
バイキンが侵入。
そこからは、詰め物で見えない部分を
静かに食い荒らされていたのだ。

いつからだったのか?
それはもちろん、わからないが
なんとなく、この冬の長い体調不良と
関係があるような気がしてならない。

あと何回か治療に通わなければならないが、
幸い、歯自体を抜く必要はない。
次の詰め物がまた17年もってくれたら、
65歳くらいまでは大丈夫。

いや、待てよ、17年前に同じ歯科医に
同じように入れてもらった詰め物たちも、
もう耐用年数いっぱいということになるのでは。

もっと頻繁に歯を磨こう。
そして、ちょっとでも沁みたら
相談に行こう。
と思ったが、のどもと過ぎたら
痛みを忘れる気しかしない。
情けないが本当だ。

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