指先から溢れ出る…これが極め付けの厄除けか

節分までは厄除けにいそしみ、
立春は開運のための行動を
目一杯して、今年はもう良いことしか無いと
思っていた矢先。



左手の人差し指をケガしてしまった。
すぐ病院に行って処置してもらい、
化膿止めの抗生物質をもらって帰ってきた。


あれは今日、テレワークの昼休み中。
炊事中、食事中は何もなかったのに
片付けの時、空いた缶で切ってしまった。

けっこう血が出たので慌てて、
ティッシュやペーパータオルを駆使して
垂れた血を拭き取ることに集中した。

いや、止血が先だろ

気づくのに２〜３分かかった。
それくらい慌てていた。

絆創膏を巻いて、ペーパータオルを巻いて
傷口が見えなくなったら、少し気持ちが落ち着いた。
視覚的情報は、やはり強い。
傷口を診てもらいたかったので
職場に連絡し、近くの病院へ行くことを伝えた。

小雨の中、数分歩いて病院に着くと、
幸い空いていて、すぐ診察に入れた。

「何で切りました？　缶？　
　それはきれいな缶ですか、
　汚れや錆はなかったですか」

年配の先生に聞かれ、
新品の缶ですと答える。
錆といえば破傷風。
洗ったばかりの缶でよかった。

幸い、縫う必要は無し。
傷口を洗って、消毒してもらい
手術テープの小さいのを貼ってもらって
ガーゼで巻いて、処置終了。
すごい速さだった。

毎食後に抗生物質を飲み、
４〜５日後に自分でテープを剥がして
傷がふさがっていれば終わりとのこと。
そう聞いて、やっとホッとした。
すぐ診てもらえてほんとに助かった。



それにしても、けっこう血が出たものだ。
心臓の手術の後、バイアスピリンという
血をサラサラにする薬を飲み続けているが、
たぶんそのせいもあるのだろう。

今回の不意の怪我、
厄除けで除け切れなかったのか。
いや、厄除けのおかげで
この程度で済んだと思うことにしよう。
何にしても、今日は病院の方々に感謝。