実家、枯木、母のアルバム [日記]
3連休最終日、
2ヶ月半ぶりに実家へ。
母が伐った庭の枯木を、
畑に持って行く手伝いをした。
ここでまた土に還す予定。
庭に戻ると、スペースが空いたので
我々でまた、別の枯木を1本伐った。
今年の猛暑で枯れてしまったモクレン。
あの花がもう見れないとは…
一仕事して、汗をかいて、
家の中に入ると、
コーヒーを淹れてもらって
おやつを食べた。
美味しい。
やっぱり体を動かすのはいいもんだ。
この日、仏壇に参ると、
傍に見たことのないアルバムが4冊。
昭和40年前後のモノクロ写真がたくさんあった。
母の実家の写真集だった。
仲の良い3姉妹と、優しそうなお母さん。
私たちにも優しかった祖母は、昔からずっと
優しい人だったのだろうと
1枚の写真でもよくわかる。
祖父の写真が1枚もないのは、
カメラマンに徹していたからだろう。
母いわく、終活の最後のあたりで出てきたもので
もう処分しようと思うとのこと。
「自分の写真なんか、簡単に捨てられる。
でも子供たちの写真はね…」
アルバムの右側には、かなり前から
ずっとそこに置かれている、
私や妹の写真があった。
畑でピーマンをもらって帰った。
今年最後のピーマンになるかもしれない、
ありがたくいただいた。
小ぶりで、柔らかく、
苦味はあるが、すっと消えて行く。
良いピーマンだった。
ありがとう。
実家はいつまでもありがたい。