初めての熊野古道(道湯川橋バス停〜発心門王子) [山歩き]
今日は久々の遠出。
先週ひねった足が不安なので、
いつもの金剛山の代わりに、
熊野古道を少し歩くことにしたのだった。
熊野本宮大社前からバスに乗って、
道湯川橋というバス停で降りる。
「蛇形地蔵尊」を目指して歩く。
橋を渡る妻。
後に続く私。
山道に入るとすぐ、
動物よけのネットがあった。
くぐって、元に戻す。
たぶん鹿対策のネットだとは思うが、
念のためこのあたりでクマ鈴を出した。
天気は良いはずだが、
木立の中は日陰で涼しい。
テーブルのようなキノコたち。
登ったり、降りたり、
根っこをうまくよけて進んだり、
トイレがあったり。
いつもの金剛山登山と
あまり変わらないが…
一番の違いは、同じ道を歩いている人が
極端に少なかったこと。
なかなか新鮮だった。
妻、龍に会う。
橋の上から川を臨む。
水がきれいでたまらない。
さらに180度回転して、
橋の上から川を臨む。
もっと見ていたかったが、
別のグループの人も待っていたので、
先に進む。
秋を感じる、木の実。
何の実かは不明。
背の高い木が多いことに、今更驚く。
丸太階段を登ったりして…
関所を通過。
妻が小さな黄色い花を覗き込んで、
ヤマジノホトトギスと同じ形をしていると言う。
確かに、あれの黄色版のように見える。
滝の見えるあたりで、手頃な段差があったので
二人で並んで座って、軽食休憩。
ここまで、バスを降りてから2時間半くらい。
おにぎりなど食べて元気回復し、再開。
開けた道に出た。
存在感のある木があるな…と思ったら
立て札に「蘇りの樹」という名前と、
いわれが書かれていた。
きれいに工事された川を渡る。
川に沿って進む。涼しい。
写真を撮ろうとしたら、
モンキチョウが飛び込んできた。
しばらく私の周りを飛んで、去っていった。
歓迎された気分。
妻はというと、カニに遭遇。
妻の登山靴を岩陰だと思い、
隙間に入ろうとでもしたかのように、
まっすぐ向かってきた。(回避した)
「猪鼻王子」への階段を下り…
猪鼻王子の石碑へ。
ゴールは近い。
あの黄色い花があちこちで咲いていた。
どうやらチャボホトトギスというらしい。
発心門王子に到着して、
今日のウォーキングは終了。
バスを降りてからここまで、約4時間。
足をかばって慎重に歩いて、時間はかかったが
無事故で終えることができて良かった良かった。
お参りして、ベンチで小休憩。
小休憩の後、少し歩いて、
発心門王子バス停近くの休憩所へ。
入り口付近で妻が指さしたのは…
立派なトカゲさん。
あちこち巡回していた。
バス停側に自販機があり、ありがたい限り。
次のバスの時間まで、改めてしっかり休憩する。
やがて、バスの音が聞こえたのでバス停へ。
バス側の準備が終わって、乗れる状態になったら
すぐに乗り込んだ。
エアコンの効いた車内で待機する。
「私はいくらでも休憩できる」
と妻は豪語しているが、
ベンチ、休憩所、バスの中と、
ゴールしてから車に戻るまでの間に
3種類もの休憩をこなすのは
初めてではないだろうか。
あとは運転手さんにお任せで、
バスに揺られて本宮大社前に戻してもらう。
道も良く、気候も良くて
素晴らしい秋分の日を過ごしたのだった。
さーちゃん、今日もめっちゃいっぱいありがとう
また日を改めて、残りの行程も歩こうね