くりまんじゅう（12/2 (金)AM7:59まで）

めざましテレビチャンネル公式
『ちいかわ』第35話「くりまんじゅう／乗りマンボー」
より

※1週間限定配信＜12/2 (金)AM7:59まで＞

くりまんじゅう氏の登場は
アニメ「ちいかわ」では初めてではない。
しかし、今回はいわば主役回。
くりまんじゅう氏の魅力が凝縮された
神回となった。

前半部「くりまんじゅう」では
くりまんじゅうを食する
くりまんじゅう氏。
共食いか？と思う暇も無く、
ホグホグとかじる音がする。
ワイルドASMR、たまらない臨場感。

そして、謎の缶飲料
「MUCHAUMADA」をグビリ。
原作通りのストロング・ゼロ・ドライは
番組的にNGだったのだろうが、
名前的にピニャ・コラーダを
連想してしまう。やはり酒だろう。

ムチャ・ウマーダを喉を鳴らして
美味そうに飲むくりまんじゅう氏。
そして全力の「ハアーッ！」がくる。
圧倒的満足感…
ここまで無表情だった氏の眉間にシワが寄る。
そして、今まで見えなかった、
無数の鋭い牙があらわになる。

（ここで申し訳程度にちいかわ登場）

続け様にシャウエッセン。
ということは…と思う暇もなく
皮が破れる。
「カボリッ」
そう、その音だ。
皮が破れて肉汁が飛び出す。
破れた箇所が微妙だが、
肉汁、飛び散ってないだろうか。
それはともかく、シャウエッセンを
ムチャ・ウマーダで流し込む。

「ハーッ…」

何てシンプルで、
何て美味しそうで、
何て幸せそうなんだろうか。

後編「乗りマンボー」も同じ展開で、
くりまんじゅう氏が炙りしめ鯖を食べ、飲み物を飲む。
（そして、申し訳程度にちいかわ達が出てくる）
原作と違って酒瓶が描かれていないが、酒だろう。
一点の曇りもない瞳でしめ鯖を炙り、頬張り、酒を飲む。
真っ昼間、野外、一人ぼっち、酒と肴。
しかし、負の感情は一切ない。
寂しさも悲しさもなく、ただ美味しさと幸福感だけがある。

普段はよく働いているくりまんじゅう氏。
この日は休日だったのだろう。
頑張っている自分のため、休日には目一杯好きなことをする。
氏の場合、それが太陽の下で好きなものを食べ、
好きな酒を飲むことなのだろう。
That's it.

幸福とは、どれだけのことができるかではなく、
どれだけ満足しているかなのだな、と
同じおっさんとして、しみじみ思わされる。

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