朝、ふと気づくと妻がいない [日記]
いつもの平日の朝だった。
ふたりとも、ほぼ同時にベッドから出た。
うちはトイレと洗面所が別の場所にあるので、
私と妻は二手に分かれる。
そこまではいつも通りだった。
私が洗面所から出てキッチンに来た時、
そこには誰もいなかった。
おかしい、いつもなら妻はもう
キッチンに居るはずなのだが。
トイレにも、リビングにも、
妻の姿は無かった。
まさか…
いや、まさか。
最後の部屋、ベッドルームに行くと
先程めくったはずの布団が
また就寝中の位置に戻っていた。
そして、その中に妻がいた。
まさかの、平日二度寝だった。
確かに季節外れの、ひんやりした日が続いているが
このような危険な行動に出るとは…
一緒に布団に入って二度寝したい衝動にかられたが、
頑張って妻を起こした。
「朝、好きなだけ眠っていたければ
頑張って定年まで働くのだ」
そう言いたかったが、
「もう働くのイヤ」
と言われて三度寝されそうだったので
言えなかった。
2024-05-09 23:00
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