紀見峠駅からの金剛山(K175回目、さー210回目の登山) [山歩き]
早起きして、南海高野線の
紀見峠駅で下車。
2012年ごろからしばらく、
ここから岩湧山に
何度も登っていたが、
近年はご無沙汰だった。
今日はここから金剛山を目指す。
妻さーちゃんは4回目だが、
私としては2回目の試み。
当時はシフト勤務で、
一緒の休みが少なかったことを思い出す。
駅下り。
これだけでも絵になる。
紀伊見荘の入り口前を通過。
家が遠くないから泊まる機会は無いだろう。
ほぼ隠しメッセージになっている
金剛山への看板。
家と畑の点在するところを歩き
「宿場跡」方面へ。
遠景がいい感じ。
きれいに舗装された道を
歩き続ける。
道路を横切り、山道へ…
とはいかず、またしばらく
民家や畑のある区域を歩く。
今日、歩くのは
ダイヤモンドトレールの一部なので…
目印はいたるところにある。
民家の裏の小道を歩いて…
ようやく土を踏む。
ここまで、駅から約45分。
「山の神」で
トレランをしている人が
複数走ってきたので、
少し足を止めてやり過ごした。
その間、地図を確認。
これから複数の峠を越えていく。
大変そう…
幸い、今日は涼しい。
曇り空と、茂った森が
太陽をほとんど遮ってくれている。
迷う要素がほとんどないので安心。
とりあえず2.9km来た。
ここまで約1時間。
さらに2.9km歩いて、行者杉。
この2.9kmは柔らかい山道だけで、
40分くらいだった。
お堂で手を合わせたあと、
横あたりで休憩することにする。
肌寒くて、カップラーメンが
美味しい季節になった。
もうすぐ冬が来るな…
エネルギー補給して、
さらに前進する我々。
起伏があって長い道だが、
危険な箇所はほとんどなく、
安心して歩けるのがいいところ。
笹の生い茂る原っぱに出た時、
雨がぱらついた。
慌てて傘を出したが、すぐ止んだ。
やっぱり今日も運がいい。
登って降りてを繰り返すうち、
標高1000メートル近くになってきた。
妻さーちゃんが最大の難所とする、
丸太階段を延々と降りていくところ。
段差が大きく、滑るところもある。
一度、滑ってしまったが
ケガが無くてよかった。
延々と降りた後、
しばらく登り続けると、
ゴールはもうすぐそこに。
この道に出た瞬間、金剛山に到着した
実感が湧いた。
念仏坂の一番上の分岐路。
電車を降りてから、約6時間半。
ふたりともよく頑張りました。
いや、本当に。
キャンプ場入り口はすぐそこ。
懐かしいので間を抜けていく。
キャンプ場から、
ちはや園地へ階段を登り…
最後の力を振り絞って
葛木神社の方へ。
いつものようにお参りをして…
いざ、山頂広場の売店へ。
まだうどんが終わってなくて
本当によかった。
今日はアイスコーヒーは1杯にして、
代わりに、いつの間にかメニューに入った
蓬莱の豚マンを試してみた。
どれもこれも、
普通に売っている食べ物と
思えないくらい美味しかった。
ちなみに山頂付近の気温は10度。
3週間、来なかったら
一気に季節が進んでしまった。
寺谷ルートで下山する前に、
珍しくお互い記念撮影。
喜びを分かち合うだけでなく、
この最後の40分程度で事故らないよう、
最後まで気を抜かないようにと
お互い声をかけ合った。
スタートから13kmくらい歩き、
全身疲れているから、
ちょっと気を抜いただけでも
怖いことになりかねない。
(珍しく真面目だ)
寺谷を着実に降りてゆく。
ツリフネソウが綺麗に咲いていた。
無事下山して、バスターミナルに到着。
靴を洗って、服を着替えて、
気分スッキリ爽快。
金剛山はやっぱりこれがある。
やり切った後のすごい爽快感。
さーちゃんは、登山靴も脱いで
サンダルに履き替え。楽そうだ。
やるな。さすがは私の妻。
金剛バスを降りて富田林の駅に入ると、
自販機でザバスを売っているではないか。
トレーニング後のプロテインで祝杯って完璧だ。
この後も、スムーズに無事帰宅。
風呂にも浸かったし、
たぶんこの後、ふたりとも
死んだように眠るだろう。
さーちゃん、今日もめっちゃいっぱいありがとう
次は楽なやつやろうね(;^盆^)
2022-10-08 21:10
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