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自治体で無理だった介護ベッドを処分 [健康]

去年の暮れに、実家で
終活の準備を3日ほどした

私は、自室の家具などを大処分して
部屋を親に返したかったのだが
粗大ゴミ・不燃ゴミが多いのが問題。

ひとりで全部処分するなら、
実家に常駐し、ゴミ出しの予約と運び出しを
何度もやらなければならない。
かなり無理がある。

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実は母も同じ悩みがあった。
祖母が使っていた介護ベッドを処分したいが
自治体では引き取り不可と言われて困っていた。

母と私の希望を同時にかなえるため、
また妻さーちゃんの知恵を借りた。

さーちゃんは、私と結婚して数年後、
業者さんに頼んで、不要な私物を
全部処分してもらったことがある。
その時と同じ業者さんに連絡を取った。

まず、わざわざ大阪南部まで行って
介護ベッドを回収・処分してもらえるか確認。
OKだったので、他の不用品も一緒に
回収・処分する場合の見積もりを依頼した。

現地が遠いので、見積もりはメールと電話。
間取りと、運び出し希望の不用品の写真を送った。
最後に周辺の道路と駐車スペースを説明。

見積もり額が、予想を下回っていたので
快くOKして、この日を迎えた。

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大阪市内で業者さんと落ち合い、
後ろに付いて実家まで行く我々。

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業者さんは重いものを運ぶプロ揃いだが、
介護ベッドは相当な強敵だった。
とはいえ、4人がかりで担ぎ出され、
ついにトラックに乗せられた。
電動部分などの解体は
持ち帰ってからするのだという。

母が約20年、少しずつやってきた
祖母の遺品整理が、ついに終わった。

一番の大仕事が終わったら、
次は私の部屋の方へ。

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Before (2021年12月)

呆れるほどの量の、
不要な家具や、不燃ゴミがあったが…

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4人が往復して、
あっという間に消えていく。

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Before (2021年12月)

私一人では、無事階段を下ろせるか
不安だった足付きマットレスや
横に長いデスクも…

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20分もかからないうちに
きれいさっぱり無くなった。
お金を払ってやってもらったとはいえ、
清々しい気分になった。

そして、人の一生にとって、
モノというものが何なのか、また実感した。
持ち主が大事にしているうちは宝物でも、
使わなくなったものはゴミも同然になる。
そういうものは、潔く処分して、
新しい何かのためにスペースを開けるほうがいい。

全ての作業が終わり、業者の皆さんは挨拶を終えると
すぐ大阪市内へと引き返していった。
母と私とさーちゃんは、3人でコーヒーを飲みつつ
しばしキッチンでくつろいだ。

「みんな、まるで忍者みたいやった」

母は感心しきっていて、業者の皆さんのことを
何度も忍者と言っていた。


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