聖徳太子1400年遠忌(2022年4月22日) [日記]
通り道で気になっていた
青い花が開いて、
ツリガネズイセンと知った日は…
聖徳太子さんの
1400年「ご遠忌」の日だった。
ゆかりのあるお寺では、
催し物が開かれていたようだが、
一瞬見ただけで一日中仕事をしていた。
それにしても「遠忌」という
言葉は初めて聞いた。
「えんき」と書いて変換したら
ちゃんと候補にある。
と思ったら「おんき」がメインらしい。
(えんき、でも間違いではない模様)
1400年。
平安、鎌倉、江戸、近代、現代、
この国の歴史の大半がすっぽり入ってしまう。
もはや長過ぎて想像もつかない。
悠久の時、というのは
こういう時に言うのだろう。
比べると、人間ひとりの人生なんて、
あっと言う間の出来事に思える。
しかし、聖徳太子さんの人生も
長さは普通の人のそれと変わらなかった。
そして、聖徳太子さん以外の人々も、
同じく限られた人生の中で、
聖徳太子さんのことを
次の世代へ、次の次の世代へと
語り継いできた。
だから、誰の人生にも大きな意味が
あるのだと感じた。