約1年ぶりに中山連山縦走、ちょいパニック [山歩き]
昔はよく行っていた
阪急山本駅〜中山観音駅までの裏山を歩く、
「中山連山縦走」を、かなり久しぶりにやってみる。
引っ越して以来、
気軽に行けなくなったので足が遠のいていたが
今回は車で阪急山本駅まで行き、
コインパーキングからの出発。
新しいアプローチ第1回目。
住宅街を抜け、森の中を歩くことしばし。
以前なら森の中にある、岩場の取り付きに着いたら
すぐ山へ登って行っていたが、
今日は久々で疲れていたので、
岩場の手前で座って休憩していた。
すると。
ごろ
ごろ
ごろ
ドサッ
と、私の拳より一回り大きな岩が
岩場から落ちてきて、少し離れたところに落ちた。
誰かが落としたのだろうけど、
上から聞こえてくる声は、
仲間うちの日常会話だけで、
岩を落としたことについては無頓着な模様。
下にいる人が危険になるから
「落!」と声を掛けるのが常識だが…
数分後、岩場を降りてきた姿を見て、
全員素人だとわかった。
疲弊しきっていて、少し混乱しているような
話しぶりだった。
二度と山登りはしないかもしれない。
何も言わず、どこかへ去って行くのを待った。
改めて岩場を登り始めるが、
さっきの落石が記憶に新しく、
頭の上がものすごく気になった。
気づくと、妻の登っている
いつもの道を外れて、
のっぺりした岩のところに居た。
自分でも気づかないうちに
妻の下の位置を避けていたのか。
自分が危ない場所にいると
気づくのに、かなり時間がかかった。
岩登りに慣れている人なら大丈夫だろうけど、
こちらは岩登りは苦手で、
しかも荷物が重い。
幸い、脱出できたが
「死ぬかも」と一瞬思ってしまった。
そんな状況になってしまったのは
大きな失態だ。
気を落ち着かせるために、
安全なところから風景を眺めることしばし。
中山連山を歩いているうち、
何とか落ち着いてきた。
中山連山は、登って下ってを
数セット繰り返す、訓練場のような山だ。
しかし道自体は良くて歩きやすい。
アップダウンを繰り返している時は、
頭の中は「あーしんどい」と
「まだ終わらんのか」
くらいしか考えてないので、
雑念が減ってスッキリする。
と勝手に思っている。
長い修行の末、中山最高峰に到達。
久々に来ると、看板が新しくなっていた。
478.2mと、意外と低いので驚いた。
山本方面から縦走してくると
1000mくらい登った気がする。
天気の良い1日だった。
しかし風が寒いので、
最高峰での休憩は無し。
天空塚まで降りると、
風がましになったので、やっと休憩。
ここで下山のためのエネルギーを補給。
川に沿って降りてゆき…
どんどん高度を下げる。
川の中にある、
自然の噴水まで来た。
懐かしい眺めと、
もうゴールは近いことを知っているので
嬉しさが湧いてくる。
そして中山寺に到着。
約4時間の、しっかりした山歩きだった。
毎回、不思議なことに
縦走中はものすごく疲れているのに
終わったら清々しい気分になる。
登り下りを繰り返して、体力も気力も失うが、
そのあと失った以上に補充されるような感覚がある。
パワースポットと言うと簡単だが、
やはり長い信仰の歴史がある場所には
何かがある。
お参りをして、山門を出て、
中山観音駅から電車で山本駅へ。
山本駅から少し歩いて車に戻る。
うん、これは楽だ。
今まで電車で来ていた山の近くまで
車で来る方法、他の山でも試してみよう。
阪急山本駅〜中山観音駅までの裏山を歩く、
「中山連山縦走」を、かなり久しぶりにやってみる。
引っ越して以来、
気軽に行けなくなったので足が遠のいていたが
今回は車で阪急山本駅まで行き、
コインパーキングからの出発。
新しいアプローチ第1回目。
住宅街を抜け、森の中を歩くことしばし。
以前なら森の中にある、岩場の取り付きに着いたら
すぐ山へ登って行っていたが、
今日は久々で疲れていたので、
岩場の手前で座って休憩していた。
すると。
ごろ
ごろ
ごろ
ドサッ
と、私の拳より一回り大きな岩が
岩場から落ちてきて、少し離れたところに落ちた。
誰かが落としたのだろうけど、
上から聞こえてくる声は、
仲間うちの日常会話だけで、
岩を落としたことについては無頓着な模様。
下にいる人が危険になるから
「落!」と声を掛けるのが常識だが…
数分後、岩場を降りてきた姿を見て、
全員素人だとわかった。
疲弊しきっていて、少し混乱しているような
話しぶりだった。
二度と山登りはしないかもしれない。
何も言わず、どこかへ去って行くのを待った。
改めて岩場を登り始めるが、
さっきの落石が記憶に新しく、
頭の上がものすごく気になった。
気づくと、妻の登っている
いつもの道を外れて、
のっぺりした岩のところに居た。
自分でも気づかないうちに
妻の下の位置を避けていたのか。
自分が危ない場所にいると
気づくのに、かなり時間がかかった。
岩登りに慣れている人なら大丈夫だろうけど、
こちらは岩登りは苦手で、
しかも荷物が重い。
幸い、脱出できたが
「死ぬかも」と一瞬思ってしまった。
そんな状況になってしまったのは
大きな失態だ。
気を落ち着かせるために、
安全なところから風景を眺めることしばし。
中山連山を歩いているうち、
何とか落ち着いてきた。
中山連山は、登って下ってを
数セット繰り返す、訓練場のような山だ。
しかし道自体は良くて歩きやすい。
アップダウンを繰り返している時は、
頭の中は「あーしんどい」と
「まだ終わらんのか」
くらいしか考えてないので、
雑念が減ってスッキリする。
と勝手に思っている。
長い修行の末、中山最高峰に到達。
久々に来ると、看板が新しくなっていた。
478.2mと、意外と低いので驚いた。
山本方面から縦走してくると
1000mくらい登った気がする。
天気の良い1日だった。
しかし風が寒いので、
最高峰での休憩は無し。
天空塚まで降りると、
風がましになったので、やっと休憩。
ここで下山のためのエネルギーを補給。
川に沿って降りてゆき…
どんどん高度を下げる。
川の中にある、
自然の噴水まで来た。
懐かしい眺めと、
もうゴールは近いことを知っているので
嬉しさが湧いてくる。
そして中山寺に到着。
約4時間の、しっかりした山歩きだった。
毎回、不思議なことに
縦走中はものすごく疲れているのに
終わったら清々しい気分になる。
登り下りを繰り返して、体力も気力も失うが、
そのあと失った以上に補充されるような感覚がある。
パワースポットと言うと簡単だが、
やはり長い信仰の歴史がある場所には
何かがある。
お参りをして、山門を出て、
中山観音駅から電車で山本駅へ。
山本駅から少し歩いて車に戻る。
うん、これは楽だ。
今まで電車で来ていた山の近くまで
車で来る方法、他の山でも試してみよう。