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【大腸内視鏡検査】検査当日:持ち物、工程、所要時間、そして結果 [健康]

前日までの準備は問題なく終わり
大腸内視鏡検査当日を迎える。
病院に着くと、
大腸内視鏡検査を受ける人向けの
特別な部屋に通された。
カフェの一人掛け席のようなところに座り、
検査の説明を受けるのだが、この時点で
持っていくものが重要なので記録しておきたい。

【持ち物】
・待機中、暇をつぶすもの(私はAmazon Kindleとスマホ)
・着替え、特に下着

詳しい「工程」は以下だが、基本的に
時間をたっぷりかけて下剤を飲み、
何度もトイレに行くことになる。
まず、待ち時間を有意義に過ごすためのものが必要。

そして、下剤とトイレ往復の際、不慮の事故に遭う可能性がある。
替えの下着があると安心。
ジップロックなど封ができる袋に入れて
持って行くと、万が一の時に袋も使えるからいいと思った。
(結局いらなかったが)

【工程】
① 10分かけて下剤を1杯飲む
② 15分くらいかけて水分を摂る(紅茶を選択)
③ 10分かけて下剤の2杯目を飲む
④ また15分くらいかけて水分を摂る(緑茶を選択)


随時、トイレに行く。
下剤が効いて行きたくなる度に、速やかに行く。
私の行った病院では、ひとりひとりに
専用の個室が割り当てされていて、気兼ねなく使えた。

便が「尿のように」なったら(腸の中がきれいになったら)
検査準備完了だが、これは自己判断ではなく、
看護師さんを呼んで判定してもらう。

私の場合、①〜④までで効きが弱かったのか、
追加工程があった。

⑤ また10分かけて下剤の3杯目を飲む
⑥ また15分くらいかけて水分を摂る(再度、紅茶を選択)

最終的に、7回目くらいのトイレで
看護師さんの判定OK。
検査に行けることになった。
病院に入ってからここまで、およそ2時間半かかった。
疲れる工程だったが、これで私のターンはほぼ終わり。

⑦ 検査着に着替え、検査室に移動
⑧ 鎮静剤注射〜検査

ロッカールームで、身につけているものを全部脱ぐか外すかして、
借りた検査着に着替える。
下着は、紙のパンツを支給される。
このパンツは、検査のために後部に穴が空いている。
決して穴を前にして履いてはいけない。

着替え終わったら検査室に移動、
ベッドの上に横向けに寝て、鎮静剤で眠る。
検査は意識がない状態で終わる。


⑨ 覚醒〜様子見

名前を呼ばれて気づくと、検査室と違う部屋にいた。
意識が無い状態で、ベッドごと運ばれたのだった。
説明によると、検査は30〜60分。
その後、鎮静剤が切れる頃合いまで寝かされていたようだ。

看護師さんと簡単なやりとりをして、
意識が戻っていることを伝える。
その後、たぶん30分くらいそのまま横になっていた。
鎮静剤が残っていると、頭がフワフワして
危険なこともあるらしい。
投与した量に応じて待ち時間が決まっているのだろう。

腸が空っぽになった状態で安静にしていると、
思いのほか心地よかった。
空腹感は無かったが、待機時間が終わって
椅子に移動し、温かいスープをいただいて飲むと、
沁みる美味しさだった。

あと、検査前から気になっていたが
尻にダメージは無いようだった。
安心した。


【所要時間】
約5時間。
(病院に入って、支払いを終えて出るまで)

・検査準備 ①〜⑥: 2時間半
・着替え、検査 ⑦⑧:約1時間
・検査後 ⑨: おそらく1時間くらい
・着替え、検査結果、支払い: 30分くらい

検査前の説明でも「丸一日空けておいてください」と
言われていたので、順当だと思った。
人によってはもっと時間がかかることもあるらしい
(たぶん下剤の効きが悪いとかそういう場合)。


【検査結果】
当日、同じ病院で写真を見せてもらいながら聞く。
結論から、大腸がんは無し。
ポリープも無し。

便潜血は、おそらく硬い便が
腸壁を摩擦で傷つけたことによるのでは、とのこと。
便秘気味の、硬い便が原因で
今回の検査を受けることになったということか。
初診、クリアスルー、検査で
およそ1万2000円の出費となってしまった。

今年から検便対策として、
例の酸化マグネシウムを含んだ薬を
ドラッグストアで買って飲んでみようと思う。


【最後に】
検査後は、家に帰って一日中安静にしていた。
鎮静剤の効果はほとんど残っていなかったが、
あまり動きたくなかった。

検査の前後で、体重は2kg減っていた。

「大腸内視鏡検査を受けると、しばらく体調が良くなる」
と誰かの本で読んだことがあったが、
確かに気分は良かった。

実は「クリアスルー」は2セット購入していたので、
残りの1セットを検査後の夕食、翌日の朝、昼と
分けて食べた。
すぐお腹が空く「クリアスルー」だが、
気分は良かった。
ついでに味もいい。

お金はかかったが、貴重な体験をして、
最後に「大腸がんは無い」と聞けたのが良かった。
終わりよければ全てよし。


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