開胸手術後、3年6ヶ月の状態

気づくと朝10時過ぎ。
寝過ぎてしまった…今日、午前中に
かかりつけの医院に行かないと
もう心臓の薬が無いのに。

金曜の夕方は診療をしているので、
仕事帰りに寄りたかったが、
残業になったので無理だった。
というわけで慌てて支度して、
妻を家に残して医院へ急ぐ。
電車を乗り換え、前に住んでいた家の近くの医院へ。
引っ越ししてから遠くなったが、
ここの先生に僧帽弁がおかしくなっているのを見つけてもらい、
紹介状を書いてもらい、循環器の専門病院で
入院、手術に至った。
命の恩人なので、通い続けている。

早足で駅に行きたいのだが、
駅前商店街に人が多くてなかなか歩きにくい。
新型コロナウィルスの影響はもうかなり減ったようだった。
新型コロナによる死者の4人に1人は心疾患持ちらしいから、
この状況は相当緊張する。
すれ違う程度では感染しないとは思ってはいるのだが…

体調は退院以来、特に2年目くらいから
すこぶる良くなってきていて、
月一回の通院でも取り立てて伝えることは無いのだが、
毎回、元気そうにしている私を見るのが嬉しそうなので
ああ、健康になって良かったと思う。

処方箋をもらって薬局に行くと、
PayPayが使えるようになっていたので早速使う。
0.5%のキャッシュバックは正直どうでもいい額だが、
現金が減らず、ATMに行く回数が減るのがいい。
キャッシュレスはいいものだ。

この後、家の最寄駅をわざと一つ通り越して、
隣の駅で降り、駅前のドラッグストアへ。
安いので、両手に持てるだけ必要なものを買って
歩いて帰宅。いい汗かいた。
あとは妻とふたりでくつろぐのみ。

手術直後の、一人ではどうしようもない状態を経て
再び健康になって思う。
健康だと、自由にできる事の幅、選択肢の多さが全然違う。
新型コロナ影響で、日常生活は多少不自由になったが、
病気の時に比べれば何でもない。
このありがたみを知る者として、
健康を維持していかなければならない。