スパイダーマン ファー・フロム・ホーム(2019)

ムビチケ買って待機する事およそ1ヶ月、
やっと「スパイダーマン　ファー・フロム・ホーム」始まりました！

繋がった1つの世界での出来事を描く映画連作
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズ、
フェイズ3の完結編という事で、スパイダーマンの物語も気になりますが、
新章フェイズ4へのヒントもあるのでは？　と期待してしまいます。



ネタバレになるような事は書きませんが、
スパイダーマンの原点に戻ったような感じになってきましたね。
このスパイダーマン(トム・ホランド)、
「キャプテン・アメリカ　シビル・ウォー」での初登場時から
大きな物語の一部を担う存在、という感じがありました。

主役を演じた前作「ホームカミング」では「あなたの親愛なる隣人」の
スパイダーマンでしたが、その後に公開されたアベンジャーズ映画の
「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」での
印象の方が強く残っていて、やっぱり「アベンジャーズのひとり」という感じのする
スパイダーマンでした。今回までは。

今回はアイアンマンの直接援護も無く、心細い状態ですが
戦わなければなりません。まだ16歳の高校生なのに…
それにしても今回の敵は前作と全然違いますね…

もちろんエンドロール後のボーナス映像もあり、
最後まで楽しく観ることができました。



英語版WikipediaのMCUの記事によると、今後の映画は：
- ブラックウィドウ
- エターナルズ
- シャンチー
- ガーディアンズ3作目
- ドクター・ストレンジ2作目
- ブラックパンサー2作目

ブラックウィドウはPhase3以前の話ですよね、きっと。
エターナルズとシャンチーは知りません。
それぞれ神々と、拳法を使うヒーローっぽいですが。

公開予定日は、どの日がどの映画かは公表されていませんが
2020年5月1日
2020年11月6日
2021年2月12日
2021年5月7日
2021年11月5日
2022年2月18日
2022年5月6日
2022年7月29日

という話。
※2019/6/28時点の情報です

って事は今年はもう無し？
待つしかないですね、ヒーローたちが現れるのを。

スパイダーマン復習(ホームカミング: 2017年)

金曜に新作「スパイダーマン　ファー・フロム・ホーム」が公開されるので、
観に行く前の復習として、Netflixで前作「ホームカミング」を観ておきました。
2017年の「ホームカミング」は映画館で1回観たきりだったので、
今観ると色々新鮮でした。



「アベンジャーズ　エンドゲーム」を観た後なので、
アイアンマンが出てくるとグッときますね…
元々アイアンマンはそんなに好きなキャラクターでは無いのですが、
元気に活躍している姿を見るとどうしてもグッときてしまいます。

あと、もうすでにこの時から、MJがピーターの事をよく見てるとか。
「ファー・フロム・ホーム」ではふたりの距離が縮まる予感、
というかトレイラーですでにかなりいいところ見せられてましたが。
明日の公開が楽しみです！

定期健診2019年度

今年も定期健康診断に行ってきました。

自分の都合の良い日を選んで行くのですが、
去年と同じ、6月にしました。
6月は祝日が無いので、適当なところで
午前中：定期健診、午後：有給休暇(半日)
として、出勤しない日を作っています。
胃部検査の後は出勤しても、いつも通り仕事できる気が
しないというのもありますが。

今年の健康診断の感想をザッとまとめると、次の4点です。

・若者はスマホを手放せない
・おかしな奴はどこにでも居る
・心臓手術から2年半経つとほとんど注目されなくなる
・胃カメラはやはり苦しい

個別に見ていくと、

【若者はスマホを手放せない】
私が毎年行く健康診断では、受付の後、
着替えを渡されてロッカールームへ行きます。
ここで私服と私物はロッカーに置いてくるものですが、
スマホを持ってきて、待ち時間に画面を見ている人が
多かったです。特に若い男性。
考えてみれば、スマホ持ち込み不可とは
どこにも書いてないのですが、病院内だし、
あと、検査衣に着替えた女性からすると、
カメラ付き携帯を持った男性は好ましく思われないかも。

【おかしな奴はどこにでも居る】
何年か前は、私の氏名が呼ばれているのに、
「ハイ」と言って受付に向かうどこかの誰かが複数いました。
※同姓同名ではなかった
今日はというと、健診の順番を待っている我々の間を
スーツにビジネス鞄の男性がツカツカと歩いていき、
看護師さんに止められていました。

「どちらへ行かれますか」
「４番です」
「４番受付はあちらです、戻ってください」

つまり、「４番の受付へ行く」のと間違えて
「４番診察室」へ直行したわけですね。

いくら何でもその間違い方は無いだろ

と思いました。


【心臓手術から2年半経つとほとんど注目されなくなる】
ここから私の健康について。
2016年12月の弁膜症手術については、
もうほぼ全検査でノーコメントでした。
もう注意すべき事もないって事ですね。
ありがたいです。

【胃カメラはやはり苦しい】
とは言え、バリウム検査で引っかかって
後日改めて胃カメラ検査になるより遥かにましなので。
それに、我ながらきれいな状態なので、
安心感が湧いてきました。これは胃カメラならではです。


後は公式の検査結果を待ちます。
3週間後ですが、もはや楽しみと言ってもいいくらいです。

「アラジン」(2019)

先週金曜の話、「アラジン」実写版を見に行きました！
今月も何かと物入りなので、映画は「スパイダーマン」だけにしておこうと
ふたりで決めていたのですが、妹から無料鑑賞券をもらったので。ありがたや。



いや〜良かったです！

まず何が良かったかって、私が

「アラジン」のストーリーを知らない

というところ。
何もかも新しくて、楽しめました！

ジーニー(ウィル・スミス)の存在も大きいです
（サイズだけの話ではなく）。
いつも笑いを忘れない、お茶目な役柄なので
物語が嫌な感じに深刻になることがなかったです。

ミュージカル映画なので、できればIMAXで見たかったが…
しかし、あまり贅沢を言ってはバチがあたりますね。

しかしできればもう一回見たい！
まあまあ、あまり（以下略）

Netflixで「テラビシアにかける橋」(2007)を見る

「テラビシアにかける橋」(2007)がNetflixでやっていたので、
よくある感じの子供向けファンタジー映画だと思って見始めたのですが…

後半のある時点から、

何これ！

ですよ、いや悪い意味では無いのですが。
ただ、良い意味で裏切られたとか、そんな陳腐な言葉では表せません。
日本向け予告編に「児童文学の金字塔」と書かれているのも納得です。



この予告編でかなりネタバレしてますが、
原作を知っている人が映画を見に来るという想定だからでしょうか。

<以下さらにネタバレあり>

それとも、主人公の孤独な少年を、
転校生のヒロインが「テラビシア」に導き、
ふたりはお互い、かけがえのない存在になる、
というところが全て前置きに過ぎないということでしょうか。

少年がヒロインの空想の場所「テラビシア」で
自分らしく生きることを学び、
現実の人生でも自分らしく生きることができるようになり、
生まれて初めて人生を楽しみだしたその矢先、
ヒロインは事故で亡くなります。

少年は、自分のとった行動が
事故の原因になったと思い、苦しみます。
しかし、その結果、今まで気づかなかった、
周囲の人々の隠れた一面を知ることにもなります。
深い悲しみを抱えて生きている人や、
優しさを押し隠して生きている人。
ヒロインが生前にとった良い行いがもとで、
味方でなかった人が味方してくれたり。
そして少年は、テラビシアにかける橋を作り始めます。

最近、こういう映画を見ていませんでした。
ある人が死に、残された人が「どうしてあの人が？」と、
正しい答えの無い質問を、どこへともなく問い続ける感じ。
よくある映画の世界で、
悪人は悪いから死に、善人は良いから助かり、
悪人に殺された善人がいると、主人公が悪人を罰してくれる、
そんな観客のためのルールは通用しません。
この物語では現実世界と同様の「死」が描かれています。
そして、あまりにも理不尽な親友の死を受け入れ、
ひとりで生きていかなければならないという「現実」も。

つらすぎてこれ以上書くことを考えられません。

最後に気になって調べたのですが、
予想通り、これは実話を元にした物語でした。
そうでないとこんな話はできないと思います。