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心臓手術Before&After [健康]

ある人と、私の心臓病について改めて話す機会ができました。
大まかなところは向こうも覚えていますが、
詳しく話すのは久しぶりでした。初めて話した事柄もあったはず。


・入院・休職の期間はどれくらい?
3週間入院し、その後1ヶ月くらい自宅療養。

・心臓が悪いことに気づいたきっかけは?
自分では気づけず。
入院から3〜4年前のインフル予防接種の時、問診で聴診器を胸に当てられた時
「雑音がする、詳しい検査をしたほうがいい」と言われたのが最初の兆候。
しかし、その後の健康診断や通院ではしばらく何も見つからず。

・自覚症状はどんなもの?
肉体的には、疲れやすくなり、息切れしやすくなり、徐々に体重が増えていた。
精神的には、気分が沈みがちだったり、イライラしやすくなっていた。
30台後半〜40歳の頃だったので、加齢による体力低下・肥満と、
仕事でストレスがあるから、などと
自分で勝手に原因を考えて納得していた。

・入院に至るまでの経緯は?
(1)2016年8月の定期検診の時、聴診器での検査で、
 心臓から大きな雑音がするため要精密検査となる。
(2)9月〜11月上旬、循環器内科で複数の検査を受けるも
 設備の限界ではっきりした原因はわからず。
 紹介状を書いていただき専門病院へ。
(3)11月中旬、循環器の専門病院で心エコー検査を受診。
 ついに原因が判明、僧帽弁閉鎖不全と診断。
 治すには外科手術しかないため、2週間後に入院・治療についての面談を予約。
(4)12月始め、家族も同伴して執刀医(候補)と面談。
 最短なら4日後に入院できるということで、即決定。
 その後、職場に報告して休暇取得。
 (急いだのは、放置すればするだけ病状が悪化するため)

・入院してからの経緯は?
(1)最初の1週間は準備期間。
 いろいろな検査を受け、手術を受けても大丈夫か確認。
 最後のカテーテル検査は手術に等しい規模で、家族の同意書が必要だった。
(2)入院から7日目に開胸手術。
 術後は麻酔で真夜中まで眠っていた。
(3)手術直後から翌日までICU(集中治療室)
 自力では何もできない状態。
(4)手術翌日の日中にICUからCCU(冠疾患集中治療室)に移動。
 徐々に、起き上がる、椅子に座る、食事をする、トイレに行くなど可能に。
 リハビリ室の見学もした。
(5)手術から3日後、一般病室へ戻る。
 リハビリ室での運動と、検査と、投薬の日々が続く。
(6)手術から12日後、一時帰宅。
 自宅で一泊する。
(7)手術から15日後、退院。
 入院期間は3週間。

・必要な費用は?
 退院時に支払ったお金は、確か20万円くらい。
 (高額医療費の限度額適用)
 その後、生命保険で完全にカバーされた。

・手術後に困ったことは?
 手術の傷が痛む。(胸骨骨折の状態)
 体力が大幅に落ち、歩くだけでもかなり疲れる。
 塩分制限ができ、食べ物に気を遣う必要あり。
 投薬の種類が多く、面倒。そのうち利尿剤でトイレが近くなるのが不便。
 
・手術後に良かったことは?
 10キロ痩せた。(体内に溜まっていた不要な水分が抜けたのが大きい)
 退院後半年くらいから体調が急速に回復、今では以前より体力がつき、気分もはるかに良くなった。
 「要精密検査」と言われて以来の、不安な気持ちが無くなった。
 あと、寝ていて悪夢を見たり、うなされたりする回数が激減した。


ここで、客観的な意見を聞くと、
「確かに、手術前のほうが怒りっぽかった。今はそうでもない。
 何にしても前向きになった印象がある」
とのこと。
怒りっぽく、ネガティブだったかと言われると確かにその通り。
心臓が悪くて疲れやすく、体調が慢性的に悪かった結果、
そうなっていた可能性は大きいと答えました。

Heartとか、心の臓ってよく言ったもんだ、
心臓が良くなって性格まで良くなった、
というのが今日のまとめになりました。
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