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虹の橋の向こうの夢 [夢]

また似た感じの夢を見た。

約束の時間に、あるビルに向かっていた。
空は晴れて、ビル全体が輝いているようだった。
きれいなビル内には誰もいなかったが、
約束の場所への行き方を知っていて、
一人でエレベーターに乗った。

一番上の階まで上がって、ドアが開くと、
その部屋が正面にあるのが見えた。
エレベーターを降りて、真っ直ぐ歩いていき、
ドアを開けて入ると、看護師がひとり、
その足元に猫が一匹いた。
猫は看護師のほうを向いて、
足元のボウルから何か食べていて、
こちらを見なかった。
部屋は全体的にピンク色をしていて、
看護師の服もピンク色だった。
足元の猫だけが黒とグレーだった。

看護師が笑顔で挨拶をして、
お待ちしておりました、この子です、と言った。
猫はそれまで一心に食べていたが、
看護師がしゃがんで手を伸ばすと、
食べるのを止めて、気持ちよさそうに頭をすりつけた。

とてもいい子ですよ、と看護師が言った。
その時、猫が今年の2月に
実家で亡くなったスーちゃんだとわかった。
毛並みも良くなり、体重も戻って、
すっかり元気になったように見えた。
死んでしまったのに体調が良くなっているというのは
不思議な気がしないでもないが、
とにかく良かったと感じた。

そこで起きた。
夢から覚めても、やはり良かったと思った。
早速、妻にこの夢の話をすると、
猫は命が9つあるというから、
きっと生まれ変わったのでしょう、と言った。
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